第6章 酸化還元反応

酸化数と酸化還元反応式

酸素や水素が関わらない反応でも「酸化」「還元」は起きています。
それを判定するのが酸化数という数値です。電子のやりとりを原子レベルで数値化し、
酸化剤・還元剤の半反応式を組み合わせて、酸化還元反応式を正確に組み立てる方法を学びます。

1酸化数とは

水 H2O や二酸化炭素 CO2 のような共有結合分子が関わる反応では、電子のやりとりが一見わかりにくくなります。そこで、物質中の各原子が「どのくらい電子を失った(または受け取った)状態か」を数値で表すのが酸化数です。

酸化数は、共有電子対の電子を電気陰性度の大きい原子に完全に移動したと仮定して割り当てた後、その原子が持つ電子数と単体のときの電子数の差として決まります。

酸化数の決め方(7つのルール)

  1. 単体中の原子の酸化数は 0
    例:Na は 0、O2 中の O は 0、Cu は 0
  2. 単原子イオンの酸化数はイオンの電荷に等しい
    例:Na+ は +1、Cu2+ は +2、Cl は −1、O2− は −2
  3. 化合物中の水素原子の酸化数は +1
    (例外:金属との水素化物 NaH, CaH2 では −1)
  4. 化合物中の酸素原子の酸化数は −2
    (例外:過酸化物 H2O2, Na2O2 では −1)
  5. 電荷をもたない化合物では、各原子の酸化数の総和は 0
    例:CO2 → (+4) + (−2)×2 = 0
  6. 多原子イオンでは、各原子の酸化数の総和はイオンの電荷に等しい
    例:SO42− → S の酸化数 +(−2)×4 = −2 → S は +6
  7. アルカリ金属は +1、アルカリ土類金属は +2(化合物中)
酸化数の計算例:KMnO4 中の Mn の酸化数

K は +1、O は −2 なので:
(+1) + (Mn の酸化数) + (−2)×4 = 0
Mn の酸化数 = +7

同様に、MnO4 の場合:
(Mn の酸化数) + (−2)×4 = −1
Mn の酸化数 = +7

落とし穴:H と O の酸化数には例外がある

H の酸化数は「化合物中では +1」が基本ですが、NaH(水素化ナトリウム)や CaH2(水素化カルシウム)などの金属水素化物では H は水素化物イオン H となっており、酸化数は −1 です。

O の酸化数は「化合物中では −2」が基本ですが、H2O2(過酸化水素)や Na2O2(過酸化ナトリウム)などの過酸化物では −1 です。このルールを混同しないよう注意してください。

2酸化数の変化で酸化還元を判定する

酸化数の変化と酸化・還元の関係は次のようにまとめられます。

酸化数と酸化・還元の関係

酸化数が増加 した原子(またはそれを含む物質)→ 酸化された

酸化数が減少 した原子(またはそれを含む物質)→ 還元された

また、酸化還元反応では 酸化数の増加量の総和 = 酸化数の減少量の総和 が必ず成り立ちます(電子の授受の数が一致するため)。

例:MnO2 + 4HCl → MnCl2 + Cl2 + 2H2O

この反応(酸化マンガン(IV)と濃塩酸から塩素を発生させる実験室的製法)で、各原子の酸化数を確認します。

原子反応前の酸化数反応後の酸化数変化判定
Mn(MnO2 中)+4+2(MnCl2 中)−2 減少還元された
Cl(HCl 中)−10(Cl2 中)+1 増加酸化された
H(HCl, H2O 中)+1+1変化なし変化なし
O(MnO2, H2O 中)−2−2変化なし変化なし

この反応では MnO2酸化剤として HCl を酸化し、HCl(の Cl)が還元剤として MnO2 を還元しています。Mn の酸化数が +4 → +2 に減少(2減少)、Cl の酸化数が −1 → 0 に増加(1増加 × 2個分 = 2増加)となり、増加量と減少量の総和が一致していることが確認できます。

酸化数の増加量と減少量がなぜ一致するのか
酸化還元反応は本質的に電子の授受である
還元剤が失う電子の数 = 酸化剤が受け取る電子の数(電子は消えない)
酸化数の変化は「電子の得失」を数値化したもの
したがって、酸化数の増加量の総和 = 酸化数の減少量の総和

3酸化剤と還元剤

酸化剤とは、相手の物質を酸化する(電子を奪う)物質のことです。酸化剤自身は電子を受け取り、還元されます(酸化数が減少します)。

還元剤とは、相手の物質を還元する(電子を与える)物質のことです。還元剤自身は電子を失い、酸化されます(酸化数が増加します)。

まぎらわしい名前に注意

「酸化剤」は相手を酸化するが、自分自身は還元される。「還元剤」は相手を還元するが、自分自身は酸化される。名前と自分自身の変化の方向が逆なので注意が必要です。

主な酸化剤・還元剤の半反応式

半反応式とは、酸化剤または還元剤単独の変化を電子 e を用いて表した反応式です。酸化剤の半反応式では左辺に e、還元剤の半反応式では右辺に e があります。

物質半反応式酸化数の変化
■ 主な酸化剤
過マンガン酸カリウム KMnO4
(酸性溶液中)
MnO4 + 8H+ + 5e → Mn2+ + 4H2O Mn: +7 → +2
過マンガン酸カリウム KMnO4
(中性・塩基性溶液中)
MnO4 + 2H2O + 3e → MnO2 + 4OH Mn: +7 → +4
二クロム酸カリウム K2Cr2O7
(酸性溶液中)
Cr2O72− + 14H+ + 6e → 2Cr3+ + 7H2O Cr: +6 → +3
酸化マンガン(IV) MnO2 MnO2 + 4H+ + 2e → Mn2+ + 2H2O Mn: +4 → +2
濃硝酸 HNO3 HNO3 + H+ + e → NO2 + H2O N: +5 → +4
希硝酸 HNO3 HNO3 + 3H+ + 3e → NO + 2H2O N: +5 → +2
熱濃硫酸 H2SO4 H2SO4 + 2H+ + 2e → SO2 + 2H2O S: +6 → +4
ハロゲン単体(例 Cl2 Cl2 + 2e → 2Cl Cl: 0 → −1
過酸化水素 H2O2(酸化剤として) H2O2 + 2H+ + 2e → 2H2O O: −1 → −2
■ 主な還元剤
硫化水素 H2S H2S → S + 2H+ + 2e S: −2 → 0
シュウ酸 (COOH)2 (COOH)2 → 2CO2 + 2H+ + 2e C: +3 → +4
ヨウ化カリウム KI(I 2I → I2 + 2e I: −1 → 0
塩化スズ(II) SnCl2(Sn2+ Sn2+ → Sn4+ + 2e Sn: +2 → +4
硫酸鉄(II) FeSO4(Fe2+ Fe2+ → Fe3+ + e Fe: +2 → +3
過酸化水素 H2O2(還元剤として) H2O2 → O2 + 2H+ + 2e O: −1 → 0
二酸化硫黄 SO2(還元剤として) SO2 + 2H2O → SO42− + 4H+ + 2e S: +4 → +6
落とし穴:H2O2 は酸化剤にも還元剤にもなる

過酸化水素 H2O2 中の O の酸化数は −1 です。O の酸化数は −2 〜 0 の範囲をとれるため、H2O2 は相手によって酸化剤・還元剤の両方としてはたらきます。

酸化剤としてはたらく場合(ふつうの場合):O の酸化数が −1 → −2 に減少して水 H2O を生成
H2O2 + 2H+ + 2e → 2H2O

還元剤としてはたらく場合(強い酸化剤が相手、例:KMnO4):O の酸化数が −1 → 0 に増加して酸素 O2 を生成
H2O2 → O2 + 2H+ + 2e

同様に、二酸化硫黄 SO2 もふつうは還元剤ですが、硫化水素 H2S のような強い還元剤が相手のときは酸化剤としてはたらきます。

4酸化還元反応式の作り方

酸化剤と還元剤の半反応式を組み合わせることで、酸化還元反応の全体の化学反応式を作ることができます。

基本的な考え方は「酸化剤が受け取る電子の数 = 還元剤が失う電子の数」という関係を利用して、電子 e を消去することです。

手順

1
酸化剤と還元剤それぞれの半反応式を書く
2
両辺の電子の数が等しくなるように各半反応式を整数倍する
3
2つの半反応式を足し合わせて電子 e を消去し、イオン反応式を得る
4
イオン反応式に反応に関与しないイオン(K+, SO42− など)を加えて化学反応式にする

例題:過マンガン酸カリウムとシュウ酸の反応

硫酸酸性の水溶液中で、過マンガン酸カリウム KMnO4 とシュウ酸 (COOH)2 を反応させたときの化学反応式を作ります。

【手順1】半反応式を書く

酸化剤:MnO4 + 8H+ + 5e → Mn2+ + 4H2O   … ①

還元剤:(COOH)2 → 2CO2 + 2H+ + 2e   … ②

【手順2】電子の数を揃える

① では 5e を受け取り、② では 2e を失います。最小公倍数 10 に揃えるため、① を 2 倍、② を 5 倍にします。

① × 2:2MnO4 + 16H+ + 10e → 2Mn2+ + 8H2O

② × 5:5(COOH)2 → 10CO2 + 10H+ + 10e

【手順3】足し合わせて e を消去(イオン反応式)

2MnO4 + 16H+ + 5(COOH)2 → 2Mn2+ + 8H2O + 10CO2 + 10H+

両辺の H+ を整理(16H+ − 10H+ = 6H+):

2MnO4 + 6H+ + 5(COOH)2 → 2Mn2+ + 8H2O + 10CO2

【手順4】化学反応式にする

反応に関与していないイオン(K+ と SO42−)を補うと:

2KMnO4 + 3H2SO4 + 5(COOH)2 → 2MnSO4 + K2SO4 + 8H2O + 10CO2

半反応式の作り方(覚え方)

半反応式は「変化前後の物質を知っていればつくれる」ものです。以下の手順で組み立てます。

  • 反応前後の物質を左辺・右辺に書く
  • 酸化数の変化に応じた分だけ e を加える(酸化剤は左辺、還元剤は右辺)
  • 両辺の電荷が等しくなるよう H+ を加える
  • 両辺の H の数が等しくなるよう H2O を加える

5この章を俯瞰する

酸化数と酸化還元反応式の知識は、化学の多くの分野と連動しています。以下のつながりを意識して学習すると理解が深まります。

  • 6-1「酸化と還元」:酸素・水素・電子の授受による酸化還元の定義を学んだ。酸化数はそれを任意の反応に拡張するための道具です。
  • 6-3「金属のイオン化傾向」:金属が酸化(溶解)されやすいかどうかの序列。イオン化傾向が大きい金属ほど還元剤として強くはたらきます。
  • 6-4「電池と電気分解」:電池では自発的な酸化還元反応が電流を生む。半反応式は電池の極反応の式そのものです。
  • 6-5「酸化還元滴定」:酸化剤が受け取る e の物質量 = 還元剤が失う e の物質量という関係を定量計算に使います。
  • 無機化学(第12〜15章):HNO3、H2SO4、KMnO4 などの強酸化剤が金属や非金属と反応する際、この節の半反応式が直接使えます。

6まとめ

  • 酸化数は「原子が電子をどれだけ失った(または得た)状態か」を示す数値。単体は 0、単原子イオンはイオンの電荷、化合物中の H は +1・O は −2 が基本ルール
  • 反応の前後で酸化数が増加した原子を含む物質 → 酸化された酸化数が減少した原子を含む物質 → 還元された
  • 酸化数の増加量の総和 = 減少量の総和(電子の授受の数は一致)
  • 酸化剤:相手を酸化し、自身は還元される(酸化数が減少)
  • 還元剤:相手を還元し、自身は酸化される(酸化数が増加)
  • H2O2、SO2 は相手の強弱によって酸化剤・還元剤のどちらにもなれる
  • 酸化還元反応式は、半反応式を「電子の数が等しくなるよう整数倍して足し合わせる」ことで作る

7確認テスト

Q1. 次の各原子の酸化数を求めよ。(1) H2SO4 中の S (2) KMnO4 中の Mn (3) H2O2 中の O

▶ クリックして解答を表示 (1) H が +1、O が −2 なので:(+1)×2 + S + (−2)×4 = 0 → S = +6 (2) K が +1、O が −2 なので:(+1) + Mn + (−2)×4 = 0 → Mn = +7 (3) H2O2 は過酸化物なので O の酸化数は −1(例外ルール)

Q2. 次の反応で酸化された物質と還元された物質をそれぞれ化学式で答えよ。
2F2 + 2H2O → 4HF + O2

▶ クリックして解答を表示 H2O 中の O:酸化数 −2 → 0(O2)→ 増加したので酸化された(酸化された物質:H2O)。F2 中の F:酸化数 0 → −1(HF)→ 減少したので還元された(還元された物質:F2)。

Q3. 過酸化水素はなぜ酸化剤にも還元剤にもなれるのか、酸化数を用いて説明せよ。

▶ クリックして解答を表示 H2O2 中の O の酸化数は −1 であり、O の酸化数がとりうる範囲(−2〜0)の中間にある。そのため、酸化数が −1 → −2 と減少する(酸化剤としてはたらく)こともできるし、−1 → 0 と増加する(還元剤としてはたらく)こともできる。

Q4. 酸化還元反応式をつくるとき、半反応式をそのまま足すのではなく整数倍して組み合わせる理由を説明せよ。

▶ クリックして解答を表示 酸化剤が受け取る電子の数と還元剤が失う電子の数が等しいときに両者が過不足なく反応するため。それぞれの半反応式の電子の数が一致するよう整数倍し、足し合わせることで電子 e を消去できる。

8入試問題演習

基礎(A)から発展(C)まで段階的に取り組んでみてください。

A 基礎レベル

6-2-1 A 基礎 選択

次の記述のうち、正しいものをすべて選べ。

  • ① 単体中の原子の酸化数はつねに 0 である。
  • ② H2O2 中の O の酸化数は −2 である。
  • ③ 酸化剤は、自身が還元されることで相手を酸化する。
  • ④ 酸化数が減少した原子を含む物質は、酸化された。
  • ⑤ 酸化還元反応では、酸化数の増加量の総和と減少量の総和は等しい。
▶ クリックして解答・解説を表示
解答

①③⑤

解説

① 正しい。単体中の原子の酸化数はすべて 0 と定義されています。

② 誤り。H2O2 は過酸化物なので、O の酸化数は −1 です(−2 ではない)。これは頻出の引っかけです。

③ 正しい。酸化剤は相手から電子を受け取ることで相手を酸化します。電子を受け取った酸化剤自身は還元されます(酸化数が減少)。

④ 誤り。酸化数が減少した原子を含む物質は還元された。「酸化された」は酸化数が増加した場合です。

⑤ 正しい。電子は消えないため、酸化剤が受け取る電子数と還元剤が失う電子数は等しく、酸化数の増加量の総和と減少量の総和も等しくなります。

B 標準レベル

6-2-2 B 標準 計算・論述

硫酸酸性の水溶液中で、過マンガン酸カリウム KMnO4 とヨウ化カリウム KI を反応させる。以下の問いに答えよ。

(1) 酸化剤(KMnO4)と還元剤(KI)の半反応式をそれぞれ書け。

(2) (1)の半反応式を組み合わせて、イオン反応式を作れ。

(3) この反応において、KMnO4 と KI のどちらが酸化剤か。また、その理由を酸化数の変化を用いて述べよ。

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解答

(1) 酸化剤:MnO4 + 8H+ + 5e → Mn2+ + 4H2O
還元剤:2I → I2 + 2e

(2) 酸化剤の半反応式を 2 倍、還元剤の半反応式を 5 倍して足し合わせると:
2MnO4 + 16H+ + 10I → 2Mn2+ + 8H2O + 5I2

(3) KMnO4 が酸化剤。MnO4 中の Mn の酸化数が +7 → +2 に減少しており、Mn を含む物質が還元されている(=相手を酸化した酸化剤)。

解説

半反応式は以下の手順で作ります。まず、変化前後の物質(MnO4 → Mn2+)を書き、Mn の酸化数が 5 減少するので左辺に 5e を加えます。次に両辺の電荷を合わせるために H+ を、H の数を合わせるために H2O を加えます。

KI(I)では、I の酸化数が −1 → 0 に増加(酸化された)ため、KI が還元剤です。

電子の数を揃える際、5e と 2e の最小公倍数は 10 なので、酸化剤を 2 倍、還元剤を 5 倍します。

採点ポイント(配点例:計9点)
  • (1) 酸化剤の半反応式が正しい(3点)、還元剤の半反応式が正しい(3点)
  • (2) 電子の数を揃えてイオン反応式が正しい(1点)
  • (3) 正しい物質を選び、酸化数の変化で説明(2点)

C 発展レベル

6-2-3 C 発展 総合

次の文を読み、問いに答えよ。

過酸化水素水に硫酸酸性の過マンガン酸カリウム水溶液を少量ずつ加えると、過マンガン酸イオン(赤紫色)が消費されて無色に変わる。このとき、過酸化水素は(ア)剤としてはたらき、気体(イ)が発生する。一方、過酸化水素にヨウ化カリウム水溶液を加えると、過酸化水素は(ウ)剤としてはたらき、(エ)色の(オ)が生成する。

(1) (ア)〜(オ)に入る語句または物質名を答えよ。

(2) 下線部「過マンガン酸イオンが消費されて無色に変わる」反応について、化学反応式を作れ。

(3) 過酸化水素が(ア)剤と(ウ)剤の両方になれる理由を、酸化数の観点から60字以内で述べよ。

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解答

(1) ア:還元 イ:酸素(O2) ウ:酸化 エ:褐色 オ:ヨウ素(I2

(2) まず半反応式を書く。
酸化剤:MnO4 + 8H+ + 5e → Mn2+ + 4H2O
還元剤(H2O2):H2O2 → O2 + 2H+ + 2e
酸化剤を 2 倍、還元剤を 5 倍して足し合わせてイオン反応式を得た後、K+、SO42− を補うと:
2KMnO4 + 3H2SO4 + 5H2O2 → 2MnSO4 + K2SO4 + 8H2O + 5O2

(3) H2O2 中の O の酸化数は −1 であり、酸化数を −2 まで下げる(酸化剤になる)ことも、0 まで上げる(還元剤になる)こともできるため。(54字)

解説

(1) KMnO4 は強い酸化剤なので、H2O2 との反応では H2O2還元剤としてはたらきます。O の酸化数が −1 → 0 に増加し、O2 が発生します。一方、KI との反応では KMnO4 よりも弱い酸化剤しかないため、H2O2酸化剤としてはたらき、O の酸化数が −1 → −2 に減少して H2O を生成し、I を I2(褐色)に酸化します。

(2) 電子を揃える際:酸化剤が受け取る e は 5 個(× 2 倍で 10個)、還元剤が失う e は 2 個(× 5 倍で 10個)。足し合わせてから K+ と SO42− を補完します。

(3) H2O2 中の O の酸化数 −1 は、O のとりうる最低酸化数(−2)と最高酸化数(0)の中間にあるため、増減いずれの変化も可能です。

採点ポイント(配点例:計12点)
  • (1) 5つすべて正解で4点(1つ1点ずつ)
  • (2) 化学反応式が正しい(5点)、途中のイオン反応式でも部分点可
  • (3) O の酸化数が −1 であることに言及(2点)、増減どちらも可能な理由を示す(1点)